清水一翁

清水一翁(しみず いちおう)

? – 1928年(昭和3年)1月14日

一翁は出家後の法名。
大正時代の初め、層雲で活躍。

代表句

・ふと目ざめたり虫らのための夜なりし
・み佛と住めど寒ければ人戀し
・さみしき鳥よこちらむいたれば我いたり

略歴

東京都八王子にて出生。
小学校の教員として大島に赴くが、故あってそこを去り、八王子のお寺で出家する。
各地を転々とし、晩年には大阪府立修徳館(現在の児童自立支援施設の大阪府立修徳学院)にて勤務したこともある。
豊中の桜塚にて享年58歳にて亡くなる。